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家族葬の費用はいくら?安く抑える方法や一般葬との費用の違いを考えてみよう!

time 2020/08/11

「お金をかけずに、こじんまりと家族や身内、親しい友人だけで葬儀を行いたい」

一般的な葬儀と違い、小規模でお金をかけずに行う『家族葬』という葬儀スタイル。

家族葬は一般的な葬儀と違い参列者が少ないため、費用は安く抑えられるイメージを持っている人は多いかと思います。

しかし、一般葬と比べてどれくらい安くなるのか気になりますよね。

というわけで今回は

  • 家族葬とは
  • 家族葬と一般葬、費用の違いについて
  • 家族葬の内訳
  • 家族葬の支払い方法

について解説していきます!

記事のもくじ [とじる]

家族葬とは

家族葬とは、家族などの近親者だけで行い、近親者以外の儀礼的・社交辞令的な弔問客の参列を拒否する葬式のこと。家庭葬とも言う。

引用元:wikipedia

家族葬とは、家族や親族、仲の良かった友達などを呼び、小規模に行う葬式のことです。

最近では、家族葬を選ぶ人が増えていて、人気のお葬式となりつつあります

竹内関連記事家族葬まとめ

家族葬と一般葬、費用の違い

家族葬には定義がありませんので、葬儀社やどこまでやるのかによって費用は様々です。

一般葬では、お葬式にかかる費用は、全国平均で188万9000円と言われています(日本消費者協会が平成25年に調査した結果)。

これだけのお金を準備するとなると、相当な負担となりますね。費用の内訳を見てみましょう

高桑

一般葬の費用内訳は、

『葬式一式の費用』

『会葬者への接待飲食代』

『宗教者へのお礼』

となります。これは家族葬も同じで、費用の内訳は一般葬であっても家族葬であっても、主にこの3つと言われています。

対して家族葬は、当サイト調べによると50万〜70万がおおよその相場でした。(葬儀社やプランによっては、これより安い場合、または高い場合があります)

一般葬家族葬
平均188万9000円平均50万〜70万円

では、家族葬は一般葬と比べてなぜ安いのでしょうか?

家族葬はなぜ安い?費用の内訳

チェックリスト

上記で説明したように、費用の内訳は一般葬とほぼ変わりありません。

『葬式一式の費用』

『会葬者への接待飲食代』

『宗教者へのお礼』

安く抑えられるのは『葬式一式の費用』『会葬者への接待飲食代』『宗教者へのお礼』のうち、『葬式一式の費用』『会葬者への接待飲食代』の費用を安く抑えられることが理由と考えられます。

こじんまりとした葬儀の場合、祭壇など小さいもので済みますし、用意するものも少なくて済みますよね。

また、葬儀に呼ぶ人数が少ないことで会葬者への接待飲食代も抑えることができます。

家族や近親者だけに見送ってもらいたい。自分のお葬式は簡素なもので十分。そう考える人が増えている背景には、ライフスタイルや人付き合いの変化が関係しています。

竹内

家族葬の費用を最小限まで抑えたい場合、削れる項目は?

一般葬の場合ですと、一般参列者の方も来られるので削れるところが少なくなります。

例えば、飲食の席を用意しないことは失礼にあたりますし、道案内看板(『〇〇家式場』というような看板)がなければ、迷ってしまいますよね。

しかし家族葬の場合、気心の知れた家族・親族を呼ぶわけですから、柔軟に対応することが可能となります。

葬儀社やプランによっては削れないものもありますが、ここでは安く抑える方法をいくつかご紹介しますね!

竹内

会食をしない

葬儀で用意する飲食は故人に代わって、来て頂いた方、参列してくださった方におもてなしをすることを目的としています。

家族葬の場合、久しぶりに会う親族と控え室で飲食を共にしながら、故人の思い出話に花を咲かせるといったパターンもありますので、一概に「削った方が良い」とは言い切れません。

しかし、気心の知れた人たちですので柔軟に対応することも出来ますよね。

なるべく費用を抑えたい場合、会食費は家族葬を安く抑えるためのポイントとなる費用でもあります。

道案内看板を立てない

一般葬に参列された経験がある方であれば、道案内看板を目印に足を運んだ人もいるのではないでしょうか?

『〇〇家式場』と書かれた道案内看板は、一般参列者など葬儀に来る人が多い場合に目印となり役立ちますが、家族葬で参列者が少ない場合、家族間で連絡を取り合うだけで事足りることが多いです。

費用にすれば道案内看板は数千円〜数万円程度なのですが、それでも何かと出費の重なる葬儀では、少しでも費用を抑えることができれば助かるのではないでしょうか。

会葬礼状の送付をやめる

一般葬であれば、参列してくださった方に会葬礼状をお送りします。

会葬礼状とは、葬儀(または通夜)の会葬者にお礼状としてお出しするものです。 葬儀(または通夜)当日に会葬者にお渡しするもの

引用元:super書き方・文例集

家族葬の場合は、改めて会葬礼状を送らなくても直接お礼を言うこともできますよね。

高桑

注意!家族葬の方が一般葬と比べて、結果的に費用が高くなったと言う声も

家族葬=費用を抑えられる

その考えだけで準備を進めてしまうと、結果的に「あれ?一般葬の方が結果的に安くついたんじゃないの?」ということにもなり兼ねません。

家族葬は参列者も少なく、費用を抑えるポイントはあるものの、香典の収入はほとんどありません。

つまり、費用は安くても家族の負担がフルにかかってきてしまうのです。

対して一般葬は、どのような葬儀を考えているのかにもよりますが、香典で葬儀の費用を差し引きすることも出来ます。

  • 家族葬にするのか一般葬にするのか?
  • 自分は誰に見送られたいか?
  • どのような葬儀を望むのか?
  • 予算はいくらくらいを考えているのか?

を考えた上で、葬儀社のプランや内容を参考に考えてみると良いですね!

まとめ:家族葬の費用はいくら?安く抑える方法や一般葬との費用の違いを考えてみよう!

家族葬は、一般的な葬儀と比べるとこじんまりとしていて、家族や近親者、親しい友人などとゆっくりお見送り出来るというメリットがあります。

近年人気の葬儀ということもあり、気になっている人も多いのではないでしょうか。

出来るだけ費用を抑えて負担を最小限にしたい人にとって、家族葬は葬儀の中では一見すると比較的リーズナブルな価格に見えますが、葬儀社やプランによっては結果的に高くなったというケースもあります。

安く抑えるポイントや、家族葬を行なっている葬儀社の内容を比較し、お別れを悔いのないものにしてくださいね。

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